電動パワステ化キット変更へのメリットについて

 

ご好評頂いております、電動パワステ化キットのお話です
ガレージバウンスの電動パワステ化キットの基本コンセプトとしまして
・油圧パワステポンプ分の負荷が無くなる事による、レスポンス向上、パワーアップ
・軽量化
・スペース確保で排熱性向上、メンテナンス性の向上

主に上記の3点、特に前者のレスポンス向上がメインの目的とした商品となっております。
元々、シャフト加工担当者と中の人3号のFDの、レスポンス向上目的で油圧パワステ投げ捨て重ステ仕様
しばらくその仕様で遊びまわって、そろそろお歳なんで重ステしんどいよって事で開発した物になります。
重ステはカウンター当てる時と、歩道進入の可愛い段差すらホント辛い・・・・誇張無しに手首が危ない😱

レスポンス向上・パワーアップに付いては、施工前・施工後でシャシダイ等でパワーチェックするのが一番わかりやすいのですが
今のところ機会がなく、チェックは行えていません。そもそも二人揃って、軽さは大正義!で色々とサヨウナラされている車なので
今更測定しても参考になりません🤔
まともな車で実測データが欲しい所ではありますが・・・・

前置きが長くなりましたが、今回のメインのお話は、軽量化についてです😀

重量については、取れたてホヤホヤのホットなデータがございます
(容器に入ってる物は容器の重量150gマイナスです)

FD3Sの場合

まず、加工前の純正ステアリングシャフトの重量ですが、約3.2kgになります。
3号のスマホがポンコツで、たまに保存されてない現象で画像が無いのはご容赦下さい
純正シャフトも型で微妙に形が違ったりします。1型シャフトが一番重いです
微々たる物ですが、1g単位の軽量化とかやってる人にしたら死活問題です。

油圧パワステシステムの重量ですが
ポンプやパイプホース等重量が約3.6kg
パワステオイルが全量で約1kg

次に電動パワステキットですが
加工済みのEPSシャフトが約6.6kg
ハーネスが約200g

電動パワステキット(6.8)-油圧パワステシステム・オイル・シャフト(7.8)=-1

約1kgの軽量化と言う結果になりました。

数字だけ見ると、「1kgか、案外大した事ないな」と思うのですが
画像のフロントタイヤ上のマスキング位置が油圧パワステのメイン重量位置
ドアのマスキング位置がEPSのメイン重量位置になります
画像でもわかる通り、元々大部分がエンジンルームでオーバーハング上にある重量が、まるっと室内に移動した事により、車両中心に寄ってます
1kg減と重量移動、スポーツカー的にこれ結構大きな違いになると思います。俗に言うマスの集中化って奴ですね

1g単位に拘るのであれば、ステアリングラック自体の加工であったり、エアコンベルトのアイドルプーリーベースの加工だったり
なんなら、エアコン自体を投げ捨ててしまえばとーっても軽くなるのですが
そこに行ってしまうと、重量物と一緒に大切な物も投げ捨ててしまっている気がするので、あまりおススメはしません

軽量化!パワーアップ!ってスポーツカー向けだけでなく、そもそもパワステねンだわってお車にも勿論有効です。
主に旧車とかになりますが。重ステしんどいよって方もご相談頂ければ、出来る限り対応させて頂きます。

ガレージバウンスでは電動パワステ化キットの販売・施工を行っております。
ラインナップに無い車両についても、お気軽にお問合せ下さい!
基本、オーダーベースでの作製になっておりますので、納期お時間頂いております。ご了承下さい。